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スキンケア事典

No.07-07 肌トラブル別スキンケア「目の下のクマ」

疲れた印象や年齢を感じさせる目の下のクマは、大きく分けて3タイプ。
それぞれ原因が違うため、ケアの方法も異なります。
目もとは皮膚が薄く、弱いパーツ。クマのためのケアは特にやさしく行うことがポイントです。

血液が肌を通して透けて見えている状態「青クマ」。
目の疲れや寝不足、冷え性などによって、目のまわりの血行が悪くなっている時に現れやすいクマです。

スキンケア

  • 補うケア
    血行促進成分が配合された美容液などでケアを行います。
    マッサージやツボ押しをプラスするとさらに効果的。
    セルフマッサージでは摩擦で肌に負担をかけないよう、マッサージに適した美容液やクリームを使用します。
    また、スキンケア前にホットタオル(蒸しタオル)をのせて温めることも効果的ですが、目もとは皮脂腺が少なく乾燥しやすい特徴があります。
    高い温度のホットタオルは乾燥トラブルをまねくこともありますので注意が必要です。
    基本ステップ2「補うケア」

    色白の肌や、もともと目もとの肌が薄い場合も、青クマが目立ちやすくなります。
    特に気になる日の外出では、目の下のクマをカバーするコンシーラーなどのメイクアイテムもおすすめです。

目の下のたるみに影ができて黒く見える状態「黒クマ」。
目もとはクッションの役割をする柔らかい皮下脂肪が集まり、眼球を守っています。
加齢によって皮膚が薄くなったり、弾力が失われたりして、この皮下脂肪を支えきれなくなり、下方へ落ち気味になります。
光のあたる方向によって目立ちやすいクマです。

スキンケア

  • 補うケア
    肌のハリや弾力をアップさせる成分が配合された美容液などでエイジングケアを行います。
    アイシートやコットンなどで肌に有効成分を効果的に浸透させるローションパックや、目もと用クリームなどのスペシャルケアもおすすめです。
    基本ステップ2「補うケア」

    エイジングトラブルで強いコンプレックスを抱えている場合は、美容皮膚科などの治療によってスピーディーに解決できることもあります。
    スキンケアを基本として、最新の治療を受けることも選択肢のひとつです。

シミやくすみが茶色く見えている状態「茶クマ」。
目もとはもともとシミを作り出すメラノサイト細胞の活動が盛んで、目をこする摩擦によってもメラニンが生成され、茶色のクマが目立ってくることがあります。
通常、メラニンは角質細胞に含まれているため、肌の生まれ変わりのしくみ「ターンオーバー」によって古い角質といっしょにアカとして落ちます。
しかし、ターンオーバーが低下して古い角質がはがれ落ちずに肌にとどまったり、目をこするなどの刺激を与え続けてメラニンが次々に生成されたりすると、クマがなかなか消えずに残りやすくなります。

スキンケア

  • 落とすケア
    厚くなった古い角質はピーリングが効果的ですが、目もとは肌がデリケートなため、古い角質を落とすには穏やかなピーリングアイテムを使用します。
    また、落とすケアの注意点として、メイク落とし洗顔時に摩擦が起らないようにすることです。
    目もとに落ちにくいメイクアップ料を使用している場合、手やコットンなどでこすり落とす動作をしていないかチェック。
    洗顔などの後のタオル使用時も、水分を軽くおさえながら、こすらずに吸い取ります。
    基本ステップ1「落とすケア」

  • 補うケア
    メラニン生成抑制成分やメラニン色素還元成分が配合された美容液などでブライトニングケアを行います。
    中指と薬指の腹を使って、やさしくおさえるようになじませます。
    基本ステップ2「補うケア」


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