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スキンケア事典

No.08-01 春(3月・4月・5月)の肌とスキンケア

気温や湿度が上昇し、紫外線量は一年で最も増加します。
この季節のポイントは、「紫外線」と「肌あれ」対策です。

紫外線はシミやそばかすをはじめ、肌老化、ニキビ、かぶれなど、多くの肌トラブルを引き起こすほか、細胞の損傷を伴うため、繰り返し浴びると皮膚がんの要因にもなります。
肌にダメージをあたえる「紫外線」とは?
そのため、肌は紫外線を浴びると、メラニンを生成して肌内部やからだを守ろうとしますが、この季節の肌は、紫外線量の少ない冬の影響でメラニンがとても少ない状態。
一般的に1年でいちばん明るい肌色で、紫外線に対していちばん無防備な肌になっています。
この状態の肌で紫外線を浴びると、紫外線の影響を強く受けてしまいます。
メラニンのはたらき
外出中に暖かい日のあたる場所を歩きがちになったり、お花見などレジャーを楽しんだりと、紫外線を浴びる機会が多くなります。
紫外線対策は春に限ったことではありませんが、春は特に予防が大切です。

スキンケア

  • 守るケア
    傘や帽子、衣類などで直接紫外線を浴びるのを防ぐほか、日中は日焼け止めを使用することで、紫外線によるダメージを予防することができます。
    さまざまなタイプの日焼け止めがありますが、季節の変わり目で肌が不安定な時は、肌表面で紫外線を反射・散乱させるノンケミカルタイプの製品をおすすめします。
    日焼け止め・UVの選び方とケア方法

この季節は冬に生まれた細胞たちが、肌の生まれ変わり「ターンオーバー」によって肌表面に現れます。
肌の生まれ変わりのしくみ「ターンオーバー」とは?
冷たい空気につつまれる冬の環境下で、肌は血行不良になりがち。
すると、血管から十分な酸素や栄養が届かなくなり、水分を保持する保湿機能や、外界からの刺激から肌を守るバリア機能も弱い未熟な細胞が作られます。
そのため、3月の肌は水分量が少なく乾燥し、4月になると花粉、ホコリ、砂、大気汚染物質などが風にのって舞い、バリア機能の弱い肌を刺激することで肌あれを起こしやすくなります。
ただでさえ気候の変化に、肌は不安定になる季節。
いつも使用している化粧水に刺激を感じる、赤みが出るなど、一次的に敏感になるゆらぎ肌が多発します。

スキンケア

  • 落とすケア
    春の風にのって、肌にはさまざまな汚れが付着しているため、肌の汚れは洗顔でしっかり落とします。
    乾燥や肌あれトラブルが起っている場合は、脱脂力が弱めの低刺激性洗顔料を使用し、摩擦が起らないようやさしく手早く洗顔を行います。
    洗顔のポイントと使用方法

  • 補うケア
    保湿成分が配合された化粧水乳液美容液で、水分を保つ力を高める保湿ケアを行います。
    また、乾燥や肌あれを起こした肌は外界からの刺激を受けやすくなっているため、肌表面の保護成分や、肌あれ防止成分なども補うことで、肌が正常に戻ろうとする力をサポートすることができます。
    肌の調子が良い時は、保湿重視のスペシャルケアを取り入れます。
    4月は本格的に花粉、ホコリ、大気汚染物質などが風にのって舞う季節になります。その前に肌のバリア機能をしっかり整えることで、刺激を受けにくい肌にすることができます。
    基本ステップ2「補うケア」


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