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スキンケア事典

No.08-02 夏(6月・7月・8月)の肌とスキンケア

気温も湿度も一年で最も高く、紫外線量も多い季節。
この季節のポイントは、美白ケアと皮脂対策です。

湿度が高く曇りや雨の日が多い梅雨は、紫外線量は比較的低くなりますが、梅雨明けから強烈な紫外線が降り注ぎます。
肌は紫外線を浴びると、メラニンを生成して肌内部やからだを守ろうとします。
紫外線量の多い春を越した肌は、すでにこのメラニンが生成され、紫外線に対する抵抗力が高まっている状態。
しかし、メラニンは肌を守る一方、紫外線を浴び続けることでつぎつぎに生成され、シミやそばかすをつくることもあります。
メラニンのはたらき
また、夏の強い紫外線は、肌が赤くなる「サンバーン」を起こしやすく、ヒリヒリとした日焼けの炎症、ひどい場合には水ぶくれや皮むけなど深刻なトラブルを引き起こします。
海や山へ出かける機会も多くなりますが、日常生活でも紫外線はアスファルトなどに反射して散乱して、思った以上に浴びていることがあるので、注意が必要です。
肌にダメージをあたえる「紫外線」とは?

紫外線はシミや日焼けだけではなく、肌老化やニキビの原因にもなります。
トラブルを起こす前に、しっかり予防することがポイントです。

スキンケア

  • 補うケア
    メラニン生成をブロックするメラニン生成抑制成分が配合された化粧水美容液で、シミやそばかすを防ぐケアを行います。
    また、メラニン色素還元成分も配合されているアイテムでは、すでに生成されたメラニンの色を薄くする効果に期待ができます。
    シーズンを通して取り入れることをおすすめします。
    基本ステップ2「補うケア」

  • 守るケア
    日中は日焼け止めを使用することで、紫外線によるダメージを予防することができます。
    紫外線を浴びる時間が多いレジャーやトラベルでは、日焼け止め製品に記載されている、紫外線から肌をガードする指標「PA」と「SPF」の値が高い日焼け止めを選びます。
    海やプールへお出かけの時は、水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めもおすすめ。
    ただし、日焼け止めは朝塗ったからと言って安心は禁物。汗や皮脂で流れたり、汗をタオルなどで拭く動作で落ちたりします。
    日焼け止めの効果を保つには、こまめに塗り直すことが大切です。
    基本ステップ3「守るケア」

汗や皮脂は、肌のうるおいを保ったり、雑菌の繁殖を抑えたりなど、肌を守る「皮脂膜」となる大切な働きがあります。
しかし、日本の夏の環境下では、湿気や汗でベタついたり、皮脂分泌も活発で肌表面に広がりやすいことからテカったりしがち。
すると、汚れや雑菌が肌に付着しやすくなり、さまざまな肌トラブルの原因になります。
また、皮脂膜は肌を保護する一方、時間が経つと紫外線や酸素などの影響で酸化され、刺激物質に変化。酸化した皮脂は肌を刺激して、ニキビや肌あれなどを引き起こしやすくなります。
肌の酸化とは?

スキンケア

  • 落とすケア
    肌に付着した汚れや皮脂をしっかり落とす洗顔を行います。
    乾燥しがちな冬や春よりもさっぱりと洗い上がる洗顔料がおすすめです。
    夏の洗顔は気持ちが良いもの。でも、やり過ぎると肌のうるおいを奪い、乾燥や肌荒れを起こすので注意が必要です。
    基本ステップ1「落とすケア」

  • 補うケア
    皮脂分泌抑制成分が配合された化粧水美容液で、過剰な皮脂分泌をおさえ、テカリやニキビなどのトラブルを防ぐケアを行います。
    また、乾燥とは無縁と思われがちな夏でも、保湿ケアは必要。
    保湿成分が配合された乳液などで、エアコンや紫外線ダメージによる水分不足を補います。
    基本ステップ2「補うケア」


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