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スキンケア事典

No.06-03 紫外線防止効果の目安「PA」と「SPF」

紫外線A波による、「サンタン(日焼けによる黒ずみ)」防止効果の指標。
対象の日焼け止めを使用した時にサンタンを起こす紫外線量が、日焼け止めを使用していない時と比べて何倍に当たるかを測定。
PA値はサンタンを起こすまでの時間をどの程度のばすことができるかの目安になります。
測定した値を元に「+」の数で4段階に分類し、「+」が多いほど防止効果が高く、最大は「++++」として表示されています。

 表示  測定値     効果
PA+ 2〜4倍 効果がある
PA++ 4〜8倍 かなり効果がある
PA+++ 5〜16倍 非常に効果がある
PA++++ 16倍以上 極めて高い効果がある

紫外線B波による、「サンバーン(日焼けによる炎症)」防止効果の指標。
対象の日焼け止めを使用した時に、サンバーンを起こす紫外線量が、日焼け止めを使用していない時と比べて何倍に当たるかを測定。
SPF値はサンバーンを起こすまでの時間をどの程度のばすことができるかの目安になります。
測定した値を1から50までの数字で表し、値が大きいほど防止効果が高く、50以上はすべて「50+」として表示されています。

サンバーンを起こすまでの時間は個人差がありますが、
日焼け止め効果のある化粧品を使用しない状態で、夏の屋外で紫外線を浴びた場合、
日本人の色白肌では約20分
日本人の色黒肌では約30分
と言われています。

例)
サンバーンを起こすまで20分の肌に、SPF30の日焼け止めを塗った場合
20分×SPF30=600分
この場合は、日焼け止め効果のある化粧品を使用しない肌が20分でサンバーンを起こすのに対し、同じサンバーン状態の肌になるために、SPF30の日焼け止めを使用した場合では約10時間かかる、と言うことを意味します。


また、日焼け止め効果のある製品を数種類重ねて使用した場合、PA値やSPF値はそのまま足し算した結果にはなりません。
しかし、1アイテムで塗りムラがあったとしても、その他アイテムによって補うことができる可能性もありますし、日焼け止め効果が高くなることは間違いありません。
足し算にはならなくても、化粧下地+ファンデーションのように日焼け止め効果のある製品を重ねることは、紫外線防止に効果的と言えます。


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